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多くの企業がプロモーション活動の一環として、X (Twitter) 上でプレゼントキャンペーンなどを実施しています。
中でも、広く実施されているのがインスタントウィンキャンペーンです。インスタントウィンの特徴やメリットを理解すれば、より効果的なキャンペーンを実施できるようになるでしょう。
そこで、インスタントウィンキャンペーンの基本と実施方法やり方、有効性や注意点などについて解説していきます。
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本記事内容
- インスタントウィンキャンペーンのメリットや実施の流れ、実施をする際に気を付けるポイントを解説
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インスタントウィンキャンペーンとは
インスタントウィンキャンペーンとは、その場で抽選結果が分かるキャンペーンです。以下の図と共に、フォロー&リポストキャンペーンを例にして、インスタントウィンの流れを説明していきます。

【キャンペーンの参加方法】
1. ユーザーが指定のアカウントをフォローして、対象投稿をリポスト
2. すぐにリプライで抽選結果が届く
3. 当選者には、リプライと同時にDMも自動で届く
上記が、インスタントウィンを活用した、フォロー&リポストキャンペーンの基本的な流れです。
このように、非常にシンプルな操作でキャンペーンに応募できるうえ、すぐに抽選結果が分かるため、ユーザーが手軽に参加できるキャンペーンが実施できるのです。
抽選結果の通知方法には、主に「数日後に抽選結果を届ける方法」と「その場で抽選結果を届ける方法」の2種類があります。
しかし、その場で抽選結果が分かる方がユーザーの参加意欲を高められるため、多くの応募者が集まりやすい傾向があります。そのため、多くの企業がインスタントウィンキャンペーンを実施しているのです。
その場で抽選結果が分かるインスタントウィンキャンペーンは、ユーザーの参加意欲が高まる
X (Twitter) でインスタントウィンを行うことのメリット
インスタントウィンキャンペーンは、X (Twitter) の特性を活かした効果的なマーケティング手法です。特に、リアルタイム性と拡散力を活用できる点が大きな魅力です。ここでは、X (Twitter) でインスタントウィンを実施するメリットについて詳しく解説します。
1. 利用者数が多いプラットフォーム
X (Twitter) は、2023年の平均値で「日本の月一回以上利用者数は6700万」で「日本においては人口の約半数が利用しています。」と発表しており、Instagramと並んで巨大なプラットフォームといえます。
参考:X「「X Corp. Japan 株式会社」への社名変更のお知らせ」
そのため、企業やブランドのマーケティング施策において、以下のような強みがあります。
- 幅広いユーザー層にリーチできる
- リアルタイムでの情報発信に強い
- トレンドに乗ることで話題になりやすい
インスタントウィンキャンペーンを活用することで、多くのユーザーに短期間でアプローチしやすくなります。
2. リポストによる拡散力の高さ
X (Twitter) は、リポスト機能により、キャンペーンの情報が爆発的に広がる可能性があります。
拡散力が高い理由は以下です。
- ユーザーがリポストすることでフォロワーにも情報が届く
- インスタントウィンの「すぐに当たる」仕組みがユーザーの関心を引く
- ハッシュタグを活用すればトレンド入りの可能性もある
また、フォロー&リポストをキャンペーンの参加条件にすることで、フォロワー数の増加にもつながるため、企業アカウントの認知度向上に大きな効果があります。
3. リアルタイムの抽選で参加者数の増加
X (Twitter) のインスタントウィンは、リアルタイムで抽選が行われるため、ユーザーのキャンペーンに対する参加意欲も高まりやすいです。
リアルタイム抽選のメリットは以下です。
- 結果発表に時間がかからないため、待つことによる離脱を防げる
- すぐに結果が分かるため参加意欲向上につながる
- 当選者の「当たった!」などの報告を目にしたユーザーは、「今なら当たりやすいかも?」と感じ参加したくなる
リアルタイムで結果が分かる仕組みにより、ユーザーの動きが活発になるため、キャンペーンによる効果を最大化することができます。
4. ブランドやサービスの認知拡大
キャンペーンの周知だけではなく、ブランドやサービスの認知拡大にも効果があります。例えば、キャンペーンの応募条件に「リポスト」を設定すれば、PRしている商品やブランド、そして企業名も広まっていくでしょう。
参加者が集まりやすいインスタントウィンキャンペーンを実施することで、短期間でブランドやサービスの認知拡大の最大化が狙えるのです。
なお、インスタントウィンキャンペーンの実施事例については、以下の記事で紹介しておりますので、あわせてご確認ください。
5. キャンペーン実施における工数の削減
インスタントウィンキャンペーンは、ツールを活用して抽選や当選通知などを自動で行うため、実施する企業の担当者の負担を大きく軽減してくれます。
例えば、ツールを使わずにキャンペーンを実施した場合、応募条件を満たしているかどうかの確認や抽選結果の通知などを担当者が手作業で実施する必要があり、大きな手間と時間がかかります。
キャンペーンツールを利用することで担当者の負担を減らし、定期的にインスタントウィンキャンペーンを実施していきましょう。
定期的にキャンペーンを開催するなら、キャンペーンツールの活用がおすすめ!
6. 毎日参加型のキャンペーンが開催可能
インスタントウィンキャンペーンであれば、開催期間中は「毎日応募できる」というようなキャンペーンも開催できます。
例えば「後日、抽選結果を発表」するキャンペーンだと、毎日応募をした参加ユーザーからの当選者の抽選や、抽選結果の通知が煩雑になり、対応が困難になります。
しかし、その場で抽選と結果の通知が完結するインスタントウィンであれば、ツールが参加者データの反映や抽選、結果通知まで一括で行うため、毎日応募できるキャンペーンも容易に実施することができます。
さらに、毎日キャンペーンを実施することで、ユーザーにとっても毎日抽選が受けられる大きなメリットがあるため、継続参加が見込めます。よって、累計参加者数が増加しキャンペーンの効果を最大化できることからも、インスタントウィンキャンペーンでは毎日参加型のキャンペーンが主流です。
インスタントウィンを実施する際にはツールの活用が必須
多くのキャンペーン参加者を集めやすいインスタントウィンですが、どのように実施すれば良いのでしょうか。
残念ながら、現在のX (Twitter) に備わっている機能では、インスタントウィンキャンペーンを実施することはできません。
そのため、キャンペーンツールや抽選ツールと呼ばれる外部のサービスを利用する必要があります。
キャンペーンツールを利用することで、当選者の選定や当選者へのDM通知なども、ツールが自動で行ってくれます。そのため、担当者の負担を大きく軽減してくれるのです。
弊社が提供するキャンペーンツール「Shuttlerock BBF for X (Twitter)」も、インスタントウィンキャンペーンを実施できます。さらに、ポストの予約投稿機能や、キャンペーン参加者リストの作成機能、1日の当選上限数の設定というような、キャンペーン開催に役立つ機能が豊富に備わっています。
加えて、キャンペーンの企画立案や設定代行、当選者への賞品発送などの事務局代行まで一括でサポートできる体制が整っているため、初めてインスタントウィンキャンペーンを実施する企業様でも安心してご利用いただけます。
キャンペーンツール「Shuttlerock BBF for X (Twitter)」の詳細は、以下のページよりご確認ください。

X (Twitter) でインスタントウィンキャンペーンを実施する流れ
ここからは実際にX (Twitter) を活用してインスタントウィンキャンペーンを実施する流れをご紹介します。
キャンペーンの目的を設定する
インスタントウィンキャンペーンを実施する際、まずは明確な目的を設定しましょう。例えば、以下のような目的が考えられます。
- フォロワー増加
- ブランドの認知拡大
- ユーザーのエンゲージメント向上(リポスト・いいね・コメント)
目的によって、適切な賞品の選定やキャンペーン内容の設計が変わるため、事前にしっかり検討しましょう。
2. 応募条件を明確に決める
キャンペーンの応募条件を決めることで、より目的を達成しやすい効果的な施策が可能になります。一般的な応募条件には以下のようなものがあります。
- フォロー&リポスト
- 指定ハッシュタグの投稿
- コメント付きリポスト
- クイズへの回答など、その他の参加条件
応募条件が複雑すぎると参加率が下がる傾向にあるため、シンプルな応募条件を意識しましょう。
3. 適切なツールを契約する
インスタントウィンキャンペーンを実施する際、リアルタイムでの抽選を自動化するツールを活用する必要があります。X (Twitter) のAPIと連携することで、応募管理や当選者の抽選をスムーズに行うことができます。
シャトルロックジャパンでは、X (Twitter) のインスタントウィンツールを提供しています。また導入にあたってのご相談にも対応いたしますので、気になる方は以下の資料をご覧ください。
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4. キャンペーン投稿を作成し、告知する
応募が集まるかどうかは、キャンペーン投稿の内容に大きく影響されます。以下のポイントを押さえて、効果的な投稿を作成しましょう。
- 目を引くビジュアル(キャンペーン画像や動画を活用)
- 簡潔でわかりやすい説明(応募方法・期限・賞品などを明確に)
- 魅力的な賞品を強調(ユーザーが参加したくなるようなプレゼント)
- 締切を明記(「今すぐ応募!」など緊急感を出す)
また、キャンペーンの告知は複数回にわたって投稿し、リーチを最大化しましょう。
5. リアルタイム抽選を実施する
インスタントウィンの最大の特徴は、その場で結果がわかることです。応募者がすぐに当選・落選を知ることができるため、エンゲージメントが高まりやすくなります。
リアルタイム抽選を実施する際のポイントは以下です。
- ユーザーがアクションを行うと即時に結果通知、または表示されるようにする
- 当選確率を適切に設定し、適度に当たりが出るように調整
- 外れた人に再応募のチャンスを与える(例:Wチャンスとして別の応募を促す)
6. 効果検証を行う
キャンペーン終了後は、キャンペーンによる効果(インプレッションやリポスト、いいねなどのエンゲージメント)を確認しましょう。数値をもとに、次回のキャンペーンの目標値を定め、改善点を洗い出し次回に活かすことが重要であるためです。
また、複数日キャンペーンを実施した場合は、中弛みする期間があったかを確認しましょう。次回のキャンペーンを実施する際に、中弛みが予想されるタイミングで再度告知を行なったり、賞品を追加するなどの事前準備を行うことができるためです。
インスタントウィン実施上の注意点
インスタントウィンキャンペーンは、拡散力やエンゲージメント向上に優れたマーケティング手法ですが、適切に運用しないとルール違反や炎上などのリスクが伴います。
特に、X (Twitter) の規約遵守や投稿管理、スパム防止などを意識することが重要です。ここでは、インスタントウィンを安全かつ効果的に実施するための注意点を解説します。
X (Twitter) のプロモーションガイドラインを遵守する
X (Twitter) には、企業がキャンペーンを実施する際に守るべき「キャンペーンの実施についてのガイドライン」が定められています。
このガイドラインでは、複数アカウントを作成させないことや繰り返し同じポストをさせないことなどが求められており、違反するとアカウントの制限やキャンペーンの停止措置を受ける可能性があります。
ガイドラインを事前に確認し、規約に沿った形でキャンペーンを設計することが重要です。
また、プレゼント企画におけるキャンペーンの開催時には、景品表示法を意識し、表現などに注意しましょう。さらに、ステマ規制に目を向けておく必要があります。なお、景品表示法やステマ規制に関しては、以下の記事で解説しておりますので、あわせてご確認ください。
ハッシュタグの選定に注意する
インスタントウィンキャンペーンでは、拡散を促すために特定のハッシュタグを設定することが一般的ですが、選定を誤ると意図しない問題が発生することがあります。
例えば、一般的なワードをそのまま使うと、関係のないポストに紛れてしまい、応募状況を正確に把握しにくくなります。また、過去にネガティブな話題と関連したハッシュタグを使ってしまうと、ブランドイメージを損なう可能性があります。
ハッシュタグは、ブランド名やキャンペーンの特徴を反映させたオリジナルのものを設定し、過去の使用履歴も調査した上で選定することが重要です。
適切なAPIを導入しているツールを選ぶ
インスタントウィンキャンペーンは、X (Twitter) のAPIを利用しているツールでのみ実施することが可能です。APIのプランには、「Freeプラン」「Basicプラン」「Proプラン」「Enterpriseプラン」とありますが、それぞれ利用できる機能の制限が異なります。
制限の多いプランですと、思うようにインスタントウィンキャンペーンを実施できない可能性があります。
シャトルロックでは、最上位のプランに位置する「Enterprise(エンタープライズ)プラン」を契約しておりますのでご安心ください。
投稿が埋もれないようにリマインド投稿を行う
X (Twitter) のタイムラインは非常に流動的で、新しい投稿が次々と流れていくため、一度投稿しただけでは多くのユーザーの目に触れない可能性があります。
特に、フォロワー数が少ないアカウントでは、キャンペーン情報が十分に拡散されず、参加者が思ったより集まらないケースもあります。そのため、適切な頻度でリマインド投稿を行い、キャンペーンの認知を高めることが重要です。
不適切な投稿や炎上リスクへの対策を講じる
インスタントウィンキャンペーンは、多くの人に拡散される可能性がある一方で、運用の仕方によっては炎上につながるリスクもあります。
例えば、「当選者が不公平に選ばれているのではないか」「キャンペーンの応募条件が不明瞭」などの不満がユーザー間で広がると、ネガティブな反応が増え、ブランドの信用を損なうことにつながります。
これを防ぐためには、応募規約を明確にし、当選者の決定方法を透明にすることが大切です。また、SNS上では企業アカウントへの批判コメントが寄せられることもあるため、適切な対応マニュアルを準備しておくことが重要です。
まとめ
インスタントウィンキャンペーンは、短期間での情報拡散やフォロワー獲得に適しており、フォロワーとのエンゲージメントを高める効果的なマーケティング手法です。
特にX (Twitter) では、利用者の多さやリポスト機能を活かし、広範囲に情報を拡散できる というメリットがあります。
キャンペーンを成功させるためには、まずキャンペーンの目的を明確にし、適切な応募条件を設定することが重要です。告知やリマインド投稿を工夫し、参加を促進する戦略も欠かせません。
インスタントウィンキャンペーンの実施を検討している企業は、適切なツールを活用し、ターゲット層に合った施策を組み立てることが成功のカギとなります。気になる方は、シャトルロックジャパンまでお気軽にご相談ください。