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X (Twitter)の企業アカウント運用は、時間を掛けた分だけ必ず結果が出るというものではありません。

ファンを獲得し売上にも貢献したいと思ってX (Twitter)運用を開始したものの、なかなか思うような結果が出ないと感じている企業も多いのが実情です。一方、なかにはX (Twitter)を上手に活用して、認知拡大やユーザーのファン化を実現している企業もあります。

そこで今回は、「X (Twitter)の企業アカウント運用における10個のコツ」をご紹介していきます。これからアカウント運用を開始する方も、なかなか結果が出ずに困っている方も、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。

 

X (Twitter)の企業アカウント運用とは

X (Twitter)の企業アカウント運用とは、自社の商品やサービスの宣伝などを目的として多くの企業が取り入れているマーケティング手法です。X (Twitter)は拡散力が高くユーザーとの交流も図りやすいため、企業にとっても利用価値の高い手段となっています。

X (Twitter)で多くのユーザーに共感や興味を持ってもらえると、メディアでも大々的に取り上げられて爆発的な人気になる場合もあります。また、ユーザーが自社商品についてどのように考えているのかアンケートを取らずとも、ツイートを見ることでリアルタイムでの情報収集もできてしまいます。

ほかにもSNSはありますが、X (Twitter)は特にユーザーとの交流が図りやすく距離が近くなるため、ファンの獲得にも繋がりやすい点が特徴です。利用者の層としては基本的には若い世代が多いですが、30代〜50代まで幅広い年代の方も利用しています。

企業アカウント運用のメリット

X (Twitter)で企業アカウントを運用するメリットは多く、工夫次第では予想以上の反響を受ける場合もあります。具体的なメリットについて、簡単にご紹介していきます。

 

商品やサービスの認知拡大ができる

X (Twitter)は、ほかのSNSに比べ高い拡散機能が特徴で、新規ファン獲得に強みがあります。魅力的な商品やサービスであれば、リツイートで自然に拡散されます。これまで商品について全く知らなかった方に興味を持ってもらうきっかけ作りに有効です。

またユーザーから人気のアカウントになることで、企業としての認知度もグっと上がります。商品をきっかけに企業自体のファンになってくれて、継続的に興味を持ってアカウントの発信を見てくれるようになるのです。そのため短期的ではなく、長期的なブランディング効果を期待することができます。

 

売上アップにつながる

X (Twitter)の運用は、売上アップにも直結します。例えば、ツイートには商品サイトのURLを貼り付けることもできるため、X (Twitter)上で購入までの導線を確立できるのです。

また、X (Twitter)はキャンペーンを実施しやすいことでも有名です。購入した商品のレシートをDMで送信することを応募条件にキャンペーンを行うと、直接売上につなげることもできるでしょう。

■ 関連情報

https://www.shuttlerock.co.jp/news/detail/post-6640/

ユーザーの意見を知れる

自社として魅力的なキャンペーンを打ち出したつもりでも、ユーザーが実際どう感じているのか率直な意見を知るのは難しいものです。

X (Twitter)を活用すれば、正直なユーザーの反応を知ることができます。良い意見ばかりではなくても、逆に惜しい点なども正直に伝えてもらったほうが今後の商品・サービス作りに活かすことができます。

 

X (Twitter)企業アカウント運用のコツ10個

ここからは、X (Twitter)で企業アカウントを運用するためのコツを順番に紹介していきます。これから運用を開始する方、運用がうまくいっていない方は、こちらで紹介する4つのコツを試してみてください。

1. 運用目的を明確にする

まずは、X (Twitter)運用の目的を明確にするようにしましょう。期間限定商品の認知を拡大する、ウェブサイトへの流入数を増やすなど、運用目的を決めておくことが重要です。目的を明確にせずに運用を始めてしまうと、成果の検証もできずに終わってしまいます

明確なKPIについても決めておければベストですが、実際に運用してから気づきを得ることも多いです。そのため、まずは運用目的と共に直近3ヶ月の目標と運用スケジュールを決めるようにしましょう。

 

2. ペルソナやターゲットを明確にする

どのような人に自社のX (Twitter)を見てもらいたいかを明確にしましょう。その際、20代女性だと曖昧で、投稿内容にブレが生じてしまいます。そのため、どのようなライフスタイルで、どのような性格、趣味は何かまで人物象を明確にすることで、ターゲットに合った投稿を考えやすくなります。また、自社のターゲットとするユーザーにファンになってもらいやすくなります

ペルソナ

 

3. エンゲージメントが得られやすい時間に投稿する

X (Twitter)の投稿は、ユーザーがアクティブな時間に投稿するようにしましょう。

以下のデータは、Shuttlerockが過去に支援してきた約6,000件以上のアカウントのX (Twitter)キャンペーンを分析し、参加者が多かった時間帯をまとめたものです。

SNSの投稿時間

参加者が多い時間=アクティブなユーザーが多い時間となるため、キャンペーンに限らず普段の投稿も、狙い目の時間に投稿しましょう。そうすることで、ユーザーに投稿を見てもらいやすくなり、いいねやRTなどのエンゲージメントを獲得しやすくなるでしょう。

 

4. 有益な情報を発信する

上記のデータから分かる通り、ユーザーが企業アカウントをフォローする理由は「有益な情報発信をしれくれるから」が最も多いです。そのため、たとえば以下のような投稿が考えられます。

 

・プレゼントキャンペーンの投稿
・日々の生活に役立つ豆知識を投稿(食材を長持ちさせる方法など)
・自社商品をより有効活用する方法

 

このように自社商品に関わる、ユーザーにとってお得な情報をX (Twitter)で発信することで、ユーザーは有益な情報と判断し、フォロワー増加やフォロー離脱の減少につながるでしょう。

 

5. キャンペーンできっかけを作る

ほとんどの場合は、何かきっかけがないとユーザーはフォローしてくれません。フォロワーを増やすためには、X (Twitter)キャンペーンの活用が有効。「フォロー&リツイートで、何名様に賞品をプレゼント」といった、魅力的なキャンペーンを実施しましょう。

SNSの企業アカウントをフォローしたきっかけの9割が、キャンペーンに応募するためというデータもあり、キャンペーンを皮切りに人気アカウントへ上り詰めた企業も多いです。

Shuttlerockでは、より参加者数増加が見込める、インスタントウィン(即時)キャンペーンツールを提供しています。ご興味をお持ちの方は、以下より詳細をご覧ください。
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Twitterキャンペーン

 

6. トレンドキーワードを意識する

トレンド入りの可能性があるキーワードを投稿文内に入れると、トレンド入りしたKWからの流入が見込めるため、投稿を見てもらいやすくなります。例えば #〇〇の日 などの記念日は活用しやすく、トレンド入りする可能性が高いです。

X (Twitter)トレンドというサイトでは、過去にトレンド入りしたキーワードを閲覧することができるため、昨年の同じ日にどのようなキーワードがトレンド入りしたかをチェックすると良いでしょう。

 

7. 競合や人気アカウントから学ぶ

X (Twitter)マーケティングに成功している人気企業や競合企業のアカウントを分析してみましょう。実際にどんなツイートをし、キャンペーンはどんな風に開催しているのか見ていくと、ユーザーにとって魅力になっている部分がわかってきます。

人気企業のツイートを分析し、リツイートやいいねが多い投稿を自社アカウントでも再現するなど、成功している要素を積極的に取り入れていきましょう。

 

8. ユーザーとの交流を大切にする

人気の企業アカウントは、ユーザーの心の掴み方が上手。近い距離でフォロワーとコミュニケーションを取り、ユーザーが望む声に応えています。これまで直接企業と交流が取れなかったユーザーも、伝えたいことをやり取りできると心がグっと近付き、ファンになります。企業側もそれを知っていて、ユーザーとの交流を大切にしているところが多いです。

人気の企業アカウントでは、文字だけでなく絵文字も取り入れてユーザーと交流するなど、親近感がわくやり取りが注目を集めています。

また、ネガティブな意見に対しても紳士的に丁寧に対応すると、信頼感を得ることができ、逆にファンになってくれるケースもあります。

 

9. エンゲージメントを得られやすい投稿を行う

X (Twitter)上で、勝手にバズったりエンゲージメントが多くつくということはかなり稀です。そのため、ユーザーにいいねやRTをしてもらうための仕組みまで考えた投稿を行うことが重要です。

ではどのような投稿を行うのが良いでしょうか。例えば以下のような投稿です。

■ブルボン

 

上記の事例は、ただ新商品が発売したことを伝えるのではなく、「食べたいと思ったらRTしてね」というようにユーザーからアクションをしてもらうよう促しています。その結果、直近1ヶ月の投稿についた平均エンゲージメントの約3倍ものエンゲージメント獲得に成功しています。

このように、ただ一方的に情報発信を行うのではなく、ユーザーからアクションをしてもらう仕組み作りを意識して投稿を行うようにするのがコツです。

 

10. X (Twitter)広告を配信する

通常の運用だけではフォロワーが獲得しづらくなってきた場合は、X (Twitter)広告を配信することもおすすめです。X (Twitter)広告は、年齢・性別だけでなくユーザーの興味関心や、特定のアカウントをフォローしているユーザーに広告を配信することができます。

さらにその広告を見たユーザーがいいねやRTをしてくれれば、その先のフォロワーにも情報が広がるため、かけた予算以上の効果が得られる可能性もあります。

ただ、そこには投稿内容やクリエイティブなどが大きく影響してくるため、どのような投稿で広告配信を行うかは十分に考える必要があります。

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X (Twitter)運用における注意点

企業の商品やサービスを知ってもらうためにメリットも多いX (Twitter)ですが、利用する際の注意点もあります。

交流における注意点

まずは、ユーザーとの交流における注意点です。同じユーザーとばかり近い距離でリプライなどのやり取りをし、ほかの人と差をつけてしまわないよう気をつけましょう。偏った交流は他のフォロワーからの信頼をなくし、せっかくファンになった方も去っていってしまいます。企業アカウントとして、フェアな交流を意識することが大切です。

炎上リスクを回避する

X (Twitter)で炎上してしまうと、企業の信頼を大きく下げてしまう可能性があるため注意が必要です。特に少しの気の緩みで投稿したツイートが炎上してしまう、というケースはよくあります。フォロワーが増えてきた際には特に注意が必要で、不適切なツイートもすぐに拡散されてしまいます。

不確定な情報の発信や差別と捉えられるような発言は炎上の原因になりやすいです。ツイートが誰かを傷付けるような内容になっていないかを何人かでダブルチェックし、問題ないと判断したものだけをツイートするようにしましょう。企業のアカウントは1人だけに任せるのではなく、社内で協力して良い投稿をできるようにするのが大切です。

問い合わせ対応のルール化

X (Twitter)に寄せられる返信は、良いものばかりとは限りません。時には厳しい意見もありますし、製品についてわからないことを問われるケースもあります。もし、本来電話などで問い合わせを受け付けているものがX (Twitter)に来てしまった場合、どう対応するのかという部分を事前に考えておきましょう。

そのままX (Twitter)のメッセージから直接答えるのか、そういったものはすべて自社の問い合わせ窓口に回すのかなどを考えておくのは重要です。あらかじめ対応方法を決めておけばスムーズな運用ができるでしょう。

フェーズごとに施策を変える

企業でX (Twitter)運用を始めたばかりのフェーズでは、まずフォロワーを増やすのが目的になるケースが多いです。しかし、キャンペーンなどを上手に活用すると、次第にフォロワー数は伸びてきます。

今度は「リピーターとなるファンを増やす」など次の目標ができると思うので、たとえばファンとの交流頻度を上げるなど、目標やフェーズに合わせて施策を変えていきましょう。

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まとめ

X (Twitter)の企業アカウント運用における4つのコツを解説しましたが、いかがでしたでしょうか?

X (Twitter)の運用を成功させるには、コツを得て実行していくことが重要です。フォロワーを増やしたいときには、キャンペーンを行いユーザーとの交流もしっかりと図って満足度を上げましょう。

企業のマーケティングとして活用しやすいX (Twitter)ですが、炎上するリスクなども伴っています。注意点も心得て、丁寧なアカウント運用を行いましょう!

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