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自社の公式X (Twitter) アカウントのフォロワー数が伸びない、とお悩みの担当者も多いのではないでしょうか。
しかし、数百万のフォロワー数といった企業アカウントが存在するのも事実です。このような人気の企業アカウントと、自社アカウントの差を理解することは、SNS運用において非常に重要です。
そこで、X (Twitter) の企業アカウント人気10選ということで、人気企業のX (Twitter) 運用について解説していきます。
業界ごとに人気の企業アカウントを紹介しますので、自社のX (Twitter) 運用にぜひお役立てください。
目次
X (Twitter) 人気の企業アカウント10選
まずはX (Twitter) の人気企業アカウントのフォロワー数をご紹介していきます。
※本記事で紹介するアカウントのフォロワー数は、2024年6月時点のものです。
1. ローソン 838万フォロワー
2.セブン-イレブン・ジャパン 663万フォロワー
3.ファミリーマート 544万フォロワー
4.スターバックス コーヒー 854万フォロワー
5.マクドナルド 708万フォロワー
6.ケンタッキーフライドチキン 266万フォロワー
7.アサヒビール ASAHIBEER 198万フォロワー
8.SUNTORY(サントリー) 241万フォロワー
9.コカ・コーラ 160万フォロワー
10.キリンビール 176万フォロワー
いずれの企業もユーザーの興味を惹くようなお得な情報やキャンペーン、新商品の情報などを工夫して打ち出しています。
ターゲット設定を明確にして、効果的にポストしているのです。
X (Twitter) 人気の企業アカウント:コンビニ編
最初に、コンビニ業界の人気アカウントについて紹介していきます。
主にアカウントの概要とフォロワーが多い理由について掘り下げていきますので、自社のアカウントの運用方法の参考にしていきましょう。
1. ローソン
この企業アカウントの特徴は、「あきこちゃん」というキャラクターが発信していると設定されている点です。あきこちゃんのバックグラウンドについても掘り下げていて、「大学2年生。ローソンX (Twitter) 店勤務。ユニフォームがかわいいのでローソンでアルバイトを始めた。」と設定されています。これによってユーザーは、より情報に入り込むことができるのです。
「からあげクン(レインボーパッケージ)」が新発売♪
— ローソン (@akiko_lawson) May 28, 2024
LGBTQ+の支援を意味するレインボーカラーデザインのからあげクン!数量限定です(^^)#ローソン #からあげクンhttps://t.co/rhUW78HzQp pic.twitter.com/bh442wqtgi
具体的な情報発信の内容は、主に新商品情報や割引情報などです。ポイントになってくるのが、基本的にすべてのポストが画像や動画、Webサイトリンク付きで投稿されているので、情報が目に入りやすい投稿となっています。
さらに、定期的にキャンペーン情報や割引情報が発信されているため、アカウントをフォローしていることで、「自分にとって得となる情報を得ることができる」と、ユーザーに印象づけることができるのです。
2. セブン-イレブン・ジャパン
続いて、セブン-イレブン・ジャパンです。
\✨キャンペーン開催中✨/#八代目儀兵衛監修のお米を食べてみる 🍙
— セブン‐イレブン・ジャパン (@711SEJ) May 28, 2024
抽選で50名様に
nanacoギフト10,000円分プレゼント🎁
⏰本日最終日!
①@711SEJ をフォロー
②#八代目儀兵衛監修のお米を食べてみる をつけてこの投稿を引用ポスト
イトーヨーカドー(@Lets_go_Yokado)でもキャンペーン開催中!
本アカウントではプレゼントキャンペーンを定期的に実施しています。これにより、押し出したい商品の認知拡大に繋がり、フォロワーも増加し続けています。
キャンペーンだけでなく通常の投稿にも力を入れており、画像や絵文字を使用して投稿を目立たせつつ、お得な割引情報なども発信することでユーザーにとってメリットの多いアカウント運用を行っているのが特徴です。
3. ファミリーマート
ファミリーマートも、ローソンと同様に、人(宣伝部の日々野優さん)が情報を発信しているという見せ方をしています。
このアカウントの特徴は、ただ情報を発信しているのではなくユーザーから反応を得やすい投稿を行っている点です。例えば、以下のような投稿です。
あなたのチョコミント愛はどれくらい?🧐
— ファミリーマート (@famima_now) May 29, 2024
┏━━━━━━━━━━━━━┓
Q1.
#ファミマのチョコミント
が食べたい
┗━━━━━━━━━━━━━┛
┃ はい ┃いいえ
┃ Q2へ ┃Q3へ pic.twitter.com/GHgN23OrYP
このように診断コンテンツのような見せ方をして、自分は何に当てはまるのかをユーザーに試してもらったり、定期的にプレゼントキャンペーンを行うことでユーザーとコミュニケーションを図っています。
一方的な情報発信ではなく、ユーザーとのコミュニケーションを重視しているアカウントと言えるでしょう。
X (Twitter) 人気の企業アカウント:飲食店編
続いて、飲食店業界の人気のアカウントを紹介します。
こちらもアカウントの概要と、フォロワー数が多い理由について解説していきます。
1. スターバックス コーヒー
スターバックスコーヒーも、X (Twitter) の活用が非常に上手な企業として知られています。その証拠に、第4回ソーシャル活用売上ランキングでは1位を獲得しているのです。
本アカウントでは、商品に対する期待感を高める投稿を行っているのが特徴です。
シズル感のある画像や動画を用いてユーザーを惹きつけたり、新商品に期待することなどを問いかけるようなアンケート形式の投稿を行っています。
#バナナブリュレフラペチーノ®
— スターバックス コーヒー (@Starbucks_J) May 24, 2024
2024.05.29 Coming soon🍌
完熟バナナとカラメルの甘くてほろ苦い味わいと食感のハーモニー😋みなさんが楽しみなのはどれですか?
💛→とろっとしたバナナ果肉
🤎→焦がし砂糖がほろ苦いカラメルソース
💚→カリカリ食感のブリュレチップ
登場をお楽しみに✨ pic.twitter.com/6zwk6DSyXP
また、おすすめのカスタマイズ方法や、商品のアレンジ方法なども発信しているため、スターバックスファンにとってさらに商品を楽しむための有益な情報発信を行っている点も特徴です。
2. マクドナルド
マクドナルドのフォロワー数は700万人を超えています。マクドナルドのX (Twitter) 運用方法は、量の力で圧倒する戦法とも言えます。1日に約10投稿程行っており、フォロワーにマクドナルドという存在を忘れさせません。
明日のお腹、空けといてくださいね…
— マクドナルド (@McDonaldsJapan) May 27, 2024
この投稿に【#明日から恋するてりやき】をつけて本日5/28(火)中にリプライすると、抽選で5日合計100名様に1,000円分のマックカードプレゼント!
詳細は画像をタップ!
ポスト数が多いだけでなく、どの投稿もこだわりを持って投稿されています。
例えば、明日から新発売の商品を「明日会える」と表現をしてみたり、一緒に食べると美味しい商品の組み合わせをユニークな画像とともに紹介したりと、ユーザーを飽きさせない工夫がされています。
本アカウントも、通常投稿だけでなく定期的にプレゼントキャンペーンを実施し、情報拡散にブーストをかけるような運用を行っています。
3. ケンタッキーフライドチキン
ケンタッキーフライドチキンのフォロワー数は265万人であり、こちらも影響力の強いアカウントと言えます。本アカウントでは、新商品やキャンペーン情報をメインに発信しています。
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— ケンタッキーフライドチキン🍗 (@KFC_jp) May 27, 2024
本日最終日📣
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オリジナルチキンとポテトがセットになった
おトクなクーポンのご利用は
【本日5月27日(月)】まで💨
※期間限定
※クーポンの詳細はこちらhttps://t.co/u9pbTXPVoC#KFC pic.twitter.com/LwK4wf85wy
また、上記のポストのように、画像や動画からすぐに割引額がわかるように工夫されています。このような、ユーザー目線の情報発信も特徴の一つです。
X (Twitter) のクーポン画面を見せるだけで、割引が適用される割引クーポンを定期的に配布しており、フォローすると「お得感」を感じられる企業アカウントと言えるでしょう。
4. モスバーガー
モスバーガーのアカウントは、187万人以上のフォロワーがいるアカウントです。
商品の情報発信がメインとなりますが、季節やイベントに合わせた投稿を行っているのが特徴です。
例えば以下のような投稿です。
今日は満月の日ですね🌕
— モスバーガー (@mos_burger) May 23, 2024
見えるといいのですが…#モスライスバーガー海鮮かきあげ(塩だれ) pic.twitter.com/QAfS3WQqYo
また、商品の情報発信だけでなくプレゼントキャンペーンを定期的に行うことで、認知拡大・フォロワー獲得をしつつ、ユニークな投稿やユーザーとコミュニケーションが取りやすいアンケート形式の投稿などを行い、フォロワーを定着させる運用を行っています。
X (Twitter) 人気の企業アカウント:飲料メーカー編
続いては、飲料メーカーの人気企業アカウントの紹介です。こちらも、アカウントの概要とフォロワー数が多い理由に注目して解説していきます。
1.アサヒビール ASAHIBEER
アサヒビールのフォロワー数は198万フォロワーです。
本アカウントでは、著名人を器用することでユーザーからの興味を引いたり、商品のみの訴求だけでなく商品にあう料理の紹介をし、自社商品の利用シーンを想像しやすい投稿を行ったりしています。
例えば以下のような投稿です。
こんにゃくの魅力を再発見💡
— アサヒビール ASAHIBEER (@asahibeer_jp) May 29, 2024
🍳こんにゃくアヒージョ🍳
ヘルシー食材のこんにゃくで、アヒージョを作ってみよう‼️
👇おいしくなるPOINT😋
✅ちぎりこんにゃくで味しみしみ
✅塩もみでアク抜き&食感UP
試してみたいと思った人はいいね👍#うまいものにはうまい糖質ゼロ#こんにゃくの日 pic.twitter.com/YK5scNzfZy
さらに、「お笑い芸人さんからコメントが貰える」というようなユニークなキャンペーンなどを開催していたり、テレビ番組とのコラボなど注目を集めやすい企画で、ユーザーに楽しんでもらえるような投稿を多く行っています。
2.SUNTORY(サントリー)
240万ものフォロワーが存在するSUNTORY(サントリー)様の企業アカウントです。自社のビールや飲料水が貰える「お得なキャンペーン」を定期的に実施しています。
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— SUNTORY(サントリー) (@suntory) May 27, 2024
今年も開催!金麦花火特等席
金麦を片手に
大迫力の花火を愉しもう🍺🎇
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全国4ヶ所の人気花火大会の「金麦花火特等席」に120組240名様をご招待🎇
金麦と花火を見上げながら素敵な夏の一夜を過ごしませんか?
さらに、金麦と花火を楽しむ関連グッズが300名様に当たるキャンペーンも実施中✨
また、人気キャラクターや、異業種であるケンタッキーとのコラボキャンペーンなど、様々なキャンペーンを実施しているのも大きな特徴です。コラボ企画により、幅広いユーザーへアプローチできるため、認知拡大やフォロワー増加、新たなファン層の拡大の大きな要因となっています。
3.キリンビール
ビールをはじめとした飲料メーカーであるキリンビール様のフォロワー数は、176万です。他の人気アカウントと同様に、商品の情報発信だけでなく、お得なキャンペーンを定期的に実施しています。
🍺抽選で当たる!本麒麟キャンペーン実施中🍺
— キリンビール / KIRIN BEER (@Kirin_Brewery) May 24, 2024
もうご応募いただいた方はいますか?
まだまだご応募お待ちしております ✨
スマホorはがきでご応募いただけます!
詳しくは→https://t.co/kvLh6ayhHO pic.twitter.com/0UxHocl9Wp
特徴的なのは、自社製品だけではなく、「料理器具」や「ギター」といった幅広いカテゴリのキャンペーン賞品を採用しています。これにより、フォロワーを飽きさせることなく、幅広いターゲット層のユーザーに情報を発信することができているのです。
人気企業アカウントの共通点
様々な企業の人気アカウントをご紹介してきましたが、ここでは人気企業アカウントの共通点を解説していきます。ぜひ、自社のアカウント運用でも取り入れてみてください。
お得なキャンペーンを定期的に実施
それぞれの人気アカウントでも解説したとおり、人気のある企業アカウントは定期的に「お得なキャンペーン」を実施しています。キャンペーンを見逃したくないため、ユーザーは企業アカウントをフォローするのです。
そのため、お得なキャンペーンを定期的に実施することは、認知拡大やフォロワー増加の近道と言えます。ただ、キャンペーンを定期的に実施していくのは、企業にとっては大きな負担です。
そこで推奨されるのが「キャンペーンツール」の活用です。多くの作業の自動化や簡素化が可能になり、担当者の負担を軽減できるためです。
弊社のキャンペーンツール「Shuttlerock BBF」も、担当者の負担を大きく軽減できるサービスです。例えば、キャンペーンの投稿予約や自動返信、参加者一覧の閲覧といった、キャンペーン開催に役立つ機能道が豊富に備わっています。
キャンペーンツール「Shuttlerock BBF」のサービス詳細は、以下のバナーよりご確認ください。
ユーザーとの距離が近い
ユーザーとの距離が近いことは、企業のX (Twitter) アカウント運用において重要なポイントです。ユーザーが身近に感じるほど、フォローを解除しにくくなるためです。
例えば、アンケートやキャンペーンなどの「ユーザー参加型」のイベントを実施して、ユーザーとコミュニケーションを増やすことを意識しましょう。
季節やイベントなどのリアルタイム性を意識
多くの人気企業アカウントは、季節やイベントなどのリアルタイム性を意識して情報発信やキャンペーンを実施しています。
例えば、「クリスマス」や「父の日」にちなんだキャンペーンの開催などです。
また、季節やイベントなどのリアルタイム性が高い投稿やキャンペーンは、ユーザーとの距離を縮めることにも役立ちます。紹介した人気アカウントのキャンペーンなどを参考にして、ぜひ自社でも取り入れてみてください。
まとめ
ここでは、X (Twitter) のフォロワー数が多い、人気の企業アカウントを解説してきました。
フォロワー数が多い人気の企業アカウントを分析することで、自社アカウントの改善点などが見えてきます。
他社のアカウント運用の良い点は積極的に取り入れて、自社のフォロワー数の増加に繋げていきましょう。