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こんにちは!
rabbitでは、「もっとオシャレな写真を撮りたい!」「簡単にキレイな写真を撮りたい!」という方のために、明日からでも実践できる写真撮影のヒントも時々ご紹介しています。
なんと、我々の疑問に答えてくれるのは、パリ在住フォトグラファーのTomokoさん!
今回は「風景写真の取り方」の2回目の記事です。観光地で、「そこの場所にいった!」という雰囲気をオシャレにとる方法をTomokoさんに、聞いてみました!
Tomokoさん:よろしくお願いします!「ザ・観光地」みたいな写真って、ちょっと抵抗ありますよね。笑 わかります。でも、そうはいっても、その土地っぽくとりたい。今日はそんな時のヒントになる方法をご紹介します。
国旗や地名を写真に入れてしまう
rabbit:かっこいい〜〜!!雰囲気ある写真ですね。
Tomokoさん:もうわかりやすく「国旗」を入れてみてください。笑 ど真ん中ではなく、さりげなく入れてみてください。これはアメリカのモニュメントバレーで撮った写真なんですけど、大自然と国旗っていうギャップが面白い写真ですよね。自分の国にいると見落としてしまいがちですが、海外にいくと、その土地の国旗って目に入ってくると思います。チラっと入れると、それだけで外国の雰囲気がでてきますよ。もう1枚みてみましょう。
Tomokoさん:もう一つの方法としては「地名」を入れてしまう方法です。これはロンドンで船にのった時に、橋の下に「LONDON BRIDGE」って書いてあったので、そこで写真をパチリ。街そのものの写真ではないのですが、地名が入っているのでちょっとストーリー性がでてきます。地名が書いてある場所は、そこまで多いわけではないですが、発見した時に撮影してみてください。
その土地のアイコンを入れる
Tomokoさん:ロンドンだったら赤いバスやビッグベン、ニューヨークだったら黄色いタクシーや自由の女神、というように、その土地のアイコンはとりたいですよね。こういう写真のように。
rabbit:はい、そうなんです。でも、絵葉書っぽすぎるとつまらないっていうか。もう少し工夫して撮る方法ってないでしょうか?
Tomokoさん:たとえば、ブルックリン橋もニューヨークっぽいアイコンですが、こうして撮ると、ちょっといつもと雰囲気違いませんか?
rabbit:ワー!アートっぽくて、一気にカッコよくなりますね!!
Tomokoさん:ありがとうございます。ポイントは2つ。モノクロにしているのと、広角レンズを使って撮っている点にポイントがあります。広角レンズを使うと、迫力が出てカッコよくなりますよ。狭い場所でも広がってみえるし、手前のものをインパクトある感じで撮りたいときにオススメです。ブルックリン橋は、川に落ちないように柵のようなものがあって、それを広角でとることで、柵がグワっと広がってみえるように撮りました。
ミニチュア・モードを使ってみる
rabbit:おー、これはまたなんだか雰囲気が違いますね。ちょっとオモチャっぽい。
Tomokoさん:ミニチュア・モードを使っています。カメラのアプリでついているので使ってみてください。ジオラマみたいですよね。新しいカメラを買うと、この機能はだいたい入っています。ミニチュア・モードは、街全体を上から撮る時に使うと面白いですよ。これはパリを、エッフェル塔から撮っています。
「国旗」「地名」「街のアイコンを広角レンズで撮る」「ミニチュアモードで街全体を撮る」など、今回も短い中でヒントをたくさん教えていただきました。オシャレ旅行写真は、のちのち良い思い出になりますよね。私も年末の旅行が楽しみになってきました!