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春は就学、就職などの新生活が始まる方が多い季節です。この季節は年末商戦に引き続き、消費が盛んになる時期であるため、新規顧客やリピーターの獲得により適した季節とも言え、多くの企業がプロモーションに力を入れます。
この記事では、「桜」「卒業」「新生活」など、「春」に関連したX(Twitter)キャンペーンの中でも事例を紹介します。
目次
本記事は、主要SNSオフィシャルパートナーであるシャトルロックジャパンが提供しています。
4月にキャンペーンを実施するメリット
4月は、新生活が始まる方が増え、生活雑貨や家電などの消費が盛んになります。
消費に前向きなユーザーが多いこの時期にX(Twitter)キャンペーンを実施することで、多くのユーザーに自社のサービスや商品を知ってもらい、購買のきっかけを作ることができます。
また、4月や季節にちなんだキャンペーンや商品を展開することで、更なる消費の増加も望めます。
以上の理由も含め、多くの企業がこの時期にプロモーションに力を入れるため、新規顧客・リピーターを逃さないためにも4月のキャンペーン実施を推奨いたします。
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4月に参考にしたいX(Twitter)キャンペーン事例10選
ここからは実際に企業が実施したキャンペーンの事例を紹介していきます。
#新生活キャンペーン
事例1 #新生活|ドラゴンクエスト
工夫している点
–キャンペーン設計
参加条件はフォローとリポストだけという簡単なフローでユーザーのキャンペーンに対する参加ハードルを下げていることから、参加しやすいキャンペーン設計にしています。
–賞品設計
自社商品のキャラクターをモチーフにした物を賞品とすることで、自社ブランドのファンからの参加が期待できるキャンペーン設計となっています。実際に、コメント欄には自身が愛用している「キャラクターの商品の写真」や、「キャラクターが大好きというコメント」と共に当選を願うユーザーが多数集まりました。
概要 | ①@DQ_PRをフォロー ②該当キャンペーン投稿をリポスト |
賞品 | 「新生活スライムセット」「新生活キングスライムセット」を各1名様 |
事例2 #新生活|カルビー
工夫している点
–賞品設計
新発売の「マイグラプロテイン」だけでなく、複数の既存製品を含めた詰め合わせにする事で、新製品の認知拡大だけでなく既存製品の再想起にもつながる賞品設計となりました。
概要 | ①@calbee_PRをフォロー ②該当キャンペーン投稿をリポスト |
賞品 | 「シリアルの詰め合わせ」を50名様 |
#花粉症キャンペーン
事例3 #花粉症|QUOカードPay
工夫している点
-キャンペーン設計
キャンペーンの参加条件が「フォロー&リポストのみ」という簡単なフローにしているため、ユーザーの参加ハードルが下がり、多くの参加が見込めるキャンペーン設計となっています。
–賞品設計
賞品を汎用性の高いQUOカードPayにすることで、幅広いターゲット層のユーザーからの参加が期待できる賞品設計となっています。また自社商品であるQUOカードPayを賞品にしたことで、ブランド認知拡大に繋がった賞品設計となっています。
概要 | ①@QUOcardPayをフォロー ②該当キャンペーン投稿をリポスト |
賞品 | 「500円分のQUOカードPay」を20名様 |
事例4 #花粉症|コンタック
工夫している点
-キャンペーン設計
キャンペーン期間中の参加者が増えるほど、当選者数が増える仕組みにしていることと、即時で抽選結果が分かるインスタントウィンによる抽選方法を採用していることの2点から、ユーザーのキャンペーンに対する参加意欲が高まりやすいキャンペーン設計となっています。
–賞品設計
「コンタック鼻炎Z玉ゲージ」と称したゲージが満たされるほど、公式キャラクター「Mr.CONTAC」の力が強まり、100%になったらウイルスを倒すというストーリー性を持たせたクリエイティブ設計となっています。「フォロー&リポストで力を分けて」と表現することで、ユーザー参加型のキャンペーンを演出し、よりユーザーの参加意欲が高まる設計となっています。
概要 | ①@ContacJapanをフォロー ②該当キャンペーン投稿をリポスト |
賞品 | 「Amazon ギフトカード 500円分」を最大1000名様 |
#桜・花見キャンペーン
事例5 #桜|西武池袋本店
工夫している点
-キャンペーン設計
参加条件が「フォローとリポスト」だけという簡単なフローとなっており、ユーザーのキャンペーンに対する参加ハードルを下げることで、参加しやすいキャンペーン設計にしています。
–賞品設計
春らしい自社商品を賞品とすることで、春のキャンペーンとの親和性を高めています。さらに拡散力を最大化できるフォロー&リポストキャンペーンを実施したことで、商品の認知拡大や再想起に繋がったキャンペーンとなっています。
概要 | ①@seibu_ikeをフォロー ②該当キャンペーン投稿をリポスト |
賞品 | 「ロクシタン チェリーブロッサム&チェリーライチスペシャルセット」を1名様 |
事例6 #花見|堅あげポテト
工夫している点
-キャンペーン設計
参加条件がアカウントをフォローし、指定のハッシュタグをつけて引用リポストをすることとなっているため、UGCの創出に繋がっています。実際に「堅あげシリーズ大好き」「美味しそう」など、ポジティブなコメントが多く集まりました。
–賞品設計
春との親和性が高い、桜柄のパッケージの商品を賞品としています。キャンペーンの投稿文の中に含まれている「お花見」や「桜」といったキーワードとの関連性も高く、キャンペーンを通して商品の認知拡大や再想起に繋がった施策となっています。
概要 | ①@kataagedouをフォロー ②「#お花見」「#よる堅」をつけて引用リポスト |
賞品 | 「桜柄の堅あげポテトうすしお味1ケース(12袋入)」を10名様 |
事例7 #花見|irumo (イルモ)
工夫している点
-キャンペーン設計
「#イルモお花見応援」をつけて引用リポストを行うことで参加できるWチャンスキャンペーンを実施しているため、フォロー&リポストによる情報拡散だけでなく、UGCの創出に繋がるキャンペーン設計となっています。
–賞品設計
当選者数が2,000名と多く設定されているため、ユーザーの参加意欲が高まる賞品設計となっています。参加意欲が高まることで参加者数の増加が期待でき、よりブランドの認知拡大に繋がったキャンペーンとなりました。
概要 | ①@irumo_officialをフォロー ②該当キャンペーン投稿をリポスト |
賞品 | 「Coke ONドリンクチケット1枚」を2,000名様 |
#エイプリルフールキャンペーン
事例8 #エイプリルフール|暴君ハバネロ
工夫している点
-キャンペーン設計
キャンペーンの参加条件が2社のアカウントのフォローと該当キャンペーンのリポストのため、キャンペーンを通して双方のアカウントのフォロワー数増加が期待できるキャンペーンとなっています。また、賞品が2社の人気商品詰め合わせセットとなっているた両社の商品の認知拡大にも繋がっています。
–コンセプト設計
エイプリルフールと関連付けて、架空のコラボ商品をクリエイティブで表現しています。コメント欄には「本当にコラボしてほしい」「美味しそうな組み合わせ」と2社のコラボ実現を期待する声が集まりました。
概要 | ①@primaham_infoと@BOUKUN_HABANEROをフォロー ②該当キャンペーン投稿をリポスト |
賞品 | 「2社の人気商品詰め合わせセット」を100名様 |
#春キャンペーン
事例9 #春|ドール
工夫している点
-キャンペーン設計
キャンペーンの参加条件がフォロー&リポストと簡単なフローになっているため、ユーザーの参加ハードルが低く、多くの参加が期待できるキャンペーンとなっています。
–キャンペーン設計(インスタントウィン)
即時で抽選結果が分かるため、ユーザーの参加意欲が高まりやすいキャンペーン手法です。また、キャンペーン期間中毎日抽選に参加できるため、累計の参加数増加に繋がり、より情報の認知拡大が期待できるキャンペーンとなっています。
概要 | ①@bobbykun_bananをフォロー ②該当キャンペーン投稿をリポスト |
賞品 | 「台湾パイン2玉&パインスクイーザー」を7名様 |
事例10 #春|ディズニースタジオ
工夫している点
-キャンペーン設計(Web Intent)
キャンペーンポストの下部に、「Web Intent」を使用した4つのバナーが設置されています。「Web Intent」とは、X (Twitter)が提供している機能で、URLをタップすると投稿文が自動生成される仕組みとなっています。このURLが設置されているバナーをタップすると、≪この春やってみたいこと≫に合わせておすすめの作品が表示されるため、作品の理解促進に繋がったキャンペーンとなりました。
–キャンペーン設計(当選確率UP)
キャンペーンの参加方法は、アカウントのフォローとリポストの2つとなっていますが、Web Intentを使用した4つのバナーから、≪この春やってみたいこと≫を選択してポストしてもらうことで、当選確率が上がるというキャンペーン設計にしています。「当選確率が上がる」といったユーザーの参加意欲を高める表現をし、ユーザーにポストをさせる仕組みにしたことで、情報拡散や理解促進だけでなく、UGCの創出にも繋がるキャンペーンとなりました。
概要 | ①@disneystudiojpをフォロー ②該当キャンペーン投稿をリポスト |
賞品 | 「3作品のムビチケチケット」を10名様 |
まとめ
今回は新生活や花粉症、桜など春に関連したキーワードを用いたキャンペーンをご紹介しました。
多くの企業が春に関する様々なキーワードと関連付け、自社商品やサービスの認知拡大に繋がるキャンペーンを実施していました。
また、それぞれの企業でユーザーのキャンペーンに対する参加意欲が高まる参加方法や賞品設計の工夫が見られました。
春はライフスタイルの変化が訪れる方が多い季節でもあることから、消費に前向きなユーザーが多い傾向にあります。その中で、自社商品やサービスの認知拡大のための施策を行う企業も多くいます。
ぜひ今回ご紹介をしたキャンペーン事例を参考にし、自社のキャンペーンにお役立てください。