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X広告(旧・Twitter広告)とはX上での広告プラットフォームを指します。X広告と一言で言ってもさまざまな種類があり、自社の目的に適した形を選べるのが魅力の一つです。
X広告に興味がある方のなかには「どうやって出稿すればいいの?」「どんな種類があるの?」「どう設定すべきなの?」と疑問を持つ方も多いことでしょう。
そこで今回はX広告について、概要から種類、ターゲティングの方法、費用目安と課金方式、成功事例などを紹介します。
X広告の認定代理店である、弊社・シャトルロックジャパンが出稿までのステップややるべきことも紹介しますので、参考にしてみてください。
本記事は、主要9大SNS公式パートナー & X (Twitter) 広告 認定代理店である
シャトルロックジャパンが提供しています。
こんな方におすすめ
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欲しい情報
- X広告(旧・Twitter広告)の概要や種類など基本的な情報について知りたい
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本記事内容
- X広告(旧・Twitter広告)の種類やターゲティング、メリットや事例などを解説
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X広告とは?
X広告とは、X(旧Twitter)のプラットフォーム上で行われる広告のことを指します。
特に、短期間で話題を作りやすく、ターゲティング機能が充実している点で、多くのマーケティング担当者に注目されています。
他のSNS広告と比べて優れている点
X広告は、他のSNS広告(meta広告、TikTok広告、LINE広告など)と比較して、以下の点に優れています。
項目 | 内容 |
リアルタイム性 | X広告の最大の特徴は、リアルタイムでのコミュニケーションや話題作りに適している点です。ポストやトレンドが一気に広がるため、即時的に注目を集めたいキャンペーンやプロモーションに最適です。 |
高い拡散力 | ユーザーがリポストやいいねを通じて、自発的に情報を拡散できるため、自然な形で広告の露出が増加します。 |
ターゲティングの精度 | X広告では、キーワードやフォロワーをベースにした高度なターゲティングが可能です。他のSNS広告と比べて具体的な興味関心の内容で絞り込めます。 |
X広告のメリット
数あるSNS広告のなかで、X広告を用いる具体的なメリットをまとめます。
キーワードをもとにターゲティングできる
X広告の強みのひとつは、ユーザーがポストや検索で使用したキーワードを基にターゲティングできる点です。
この機能は他のSNSにはありません。かなり細かい粒度で絞り込めるため、無駄なクリック単価の消費を抑えやすいといえます。
フォロワーをもとにターゲティングできる
またフォロワーをもとにターゲティングできることも魅力の一つです。これも他のSNS広告にはない機能です。
ユーザーがフォローしているアカウントを指定することで、一般的な興味関心でのターゲティング以上に細かくターゲットを特定できます。
拡散力が強く、話題性のあるコンテンツを作りやすい
Xはもともと拡散力が強いプラットフォームです。
話題性の高い投稿はリポストによって、さまざまなユーザーの目に触れることになります。
これにより、魅力的な動画や画像などのクリエイティブを作ることで、広告効果を高められるきっかけにもなります。
弊社・シャトルロックジャパンでは、SNS広告のクリエイティブ制作サービスも行っております。大手企業のクリエイティブも多く手掛けており、SNS上にて成果を出すノウハウがありますので、お気軽に資料をダウンロードしてみてください
X広告の主な種類とその活用方法
X広告にはさまざまな形式があり、それぞれに適した活用方法があります。
その中でも活用される機会が多いものをご紹介します。
プロ広告(プロモツイート)
プロモ広告(プロモツイート)はX広告で最もスタンダードな形の広告です。
通常のポストに「プロモーション」と表示される形式の広告で、タイムラインに自然に溶け込む形で表示されます。
広告に対するリポストや「いいね」などのエンゲージメントも可能です。
プロモ広告(プロモツイート)には以下の種類があります。
・カルーセル広告
・テキスト広告
・画像広告
・動画広告
テキスト広告
出典:Business for X「X広告クリエイティブの仕様」「プロモ広告について教えてください。」
シンプルなテキストベースの広告で、手軽に制作できる点が魅力です。
ブランドのメッセージを簡潔に伝えたい場合に有効です。
ポスト本文は半角280文字以内(すべて日本語全角の場合は140文字以内)となります。
画像広告
プロモ広告(プロモツイート)に画像を掲載する形の広告です。
画像を見せることでより商材を魅力的に訴求できます。また拡散もされやすくなることが魅力です。
本文の上限はテキスト広告と同じです。
画像のファイル形式はPNGかJPEGが推奨されており、サイズは最大5MBとなっています。
動画広告
プロモ広告(プロモツイート)では動画で訴求することも可能です。
弊社・シャトルロックジャパンでは、特にX広告で成果を発揮するための、動画制作代行サービスを行っています。
お客様の目的・目標のヒアリングから始まり、実際に動画制作・納品までできますので、お気軽にご相談ください。
- Studio
- サービス
- 動画広告
お手持ち素材をモバイルに最適化!短期間で高品質クリエイティブを制作
お手持ちの静止画や動画を活用して、各SNS媒体に最適化した動画クリエイティブを制作するサービスです。短期間に多くの動画広告を制作したい方や、動画制作に関するリソース不足を解消したい方におすすめです。
カルーセル広告
カルーセルとは、複数の画像や動画をスライドショーのように表示する形式を指します。
1つの商材を複数の角度から紹介したり、2つ以上の商材を訴求できます。
カルーセルは画像だけでなく、動画を埋め込むことが可能です。
Xオーディエンスプラットフォーム
Xオーディエンスプラットフォームとは、X以外のパートナーネットワークに広告を配信するための機能です。
既存の広告キャンペーンのクリエイティブを活用して、X以外のWebサイトやアプリケーションに広告を配信できます。
タイムラインテイクオーバー
タイムラインテイクオーバーは、ユーザーのタイムラインの最上部に配置する広告です。
24時間固定で1社の広告が表示されます。
ユーザーがプラットフォームにアクセスした直後に、1日の最初に目にする広告として表示されます。
Xの公式によると、ブランド認知度が2倍、広告キャンペーンの認知度が3倍、広告想起が3倍まで向上する効果があるといわれています。
トレンドテイクオーバープラス
トレンドテイクオーバープラスとは「話題を検索」タブの最上部に画像・動画付きの広告を24時間固定で表示できる機能です。特にトレンドに敏感なユーザーを獲得できる効果が期待できます。
トレンドテイクオーバープラスの場合は、より大きな広告効果が期待できます。
タイムラインテイクオーバーやトレンドテイクオーバープラスは、限られたX認定代理店しか扱えない広告枠です。
弊社・シャトルロックジャパンでは、X認定代理店となりますので、もちろんご案内が可能です。
費用感など気になる方は、お気軽にお問い合わせください。
コレクション広告
複数の商品を一度に表示し、視覚的に訴える形式で、カタログ型の広告です。
X広告のターゲティングオプションを最大限に活かす方法
X広告の魅力の一つがターゲティングオプションの豊富さです。
効果的に活用することで、広告のパフォーマンスを最大化できます。代表的なターゲティング例を紹介します。
デモグラフィック・ジオグラフィックターゲティング
年齢、性別、地域などのデモグラフィック情報に基づいたターゲティングが可能です。
例えば「東京都内に体験型店舗がある化粧品ブランド」の場合、20代〜30代の女性をターゲットにし、東京都内で絞り込むことが考えられます。
キーワードターゲティング
ユーザーがポストや検索で使用したキーワードに基づいて広告を表示する方法です。
細かい粒度で興味を持つ可能性の高いユーザーにリーチできます。
例えばスポーツ用品メーカーが、「ランニング」「トレーニング」といったキーワードでポストや検索を行っているユーザーに対し、ランニングシューズの広告を表示するなどができます。
興味関心ターゲティング
ユーザーのフォローしているアカウントや、過去の行動履歴を元に、興味関心を持つトピックに関連した広告を表示します。Xが設定している興味関心項目のなかで絞り込めます。
フォロワーターゲティング
特定のアカウントのフォロワーをターゲットにすることで、特定のコミュニティや関心グループに広告を届けることができます。
会話(トピック)ターゲティング
特定のトピックや会話に参加しているユーザーに対して、関連性の高い広告を表示する方法です。
デバイス、OS、キャリア別ターゲティング
ユーザーのデバイス、OS、キャリアに応じてターゲティングができます。例えば、モバイルアプリの広告で、インストール数の向上を目的にしている場合、スマートフォンユーザーのみをターゲットにすることが推奨されるといえます。
X広告の費用と課金方法
X広告の費用と課金方式について紹介します。
CPC(クリック課金)モデル
クリック課金は、X(旧Twitter)の広告がユーザーによってクリックされた際に料金が発生する課金方式です。
この形式は多くのウェブサイトで採用されているため、馴染みのある方も多いでしょう。
1クリックあたりの費用は24円~200円が相場ですが、実際の金額はターゲティングや他の要素によって変わります。
CPM(インプレッション課金)モデル
インプレッション課金は、広告がユーザーに表示されるたびに料金が発生する方式です。
X(旧Twitter)では、1,000インプレッションごとに課金が発生します。
相場は1,000インプレッションあたり400円~650円です。
フォロー課金
フォロー課金は、ユーザーが広告を通じてアカウントをフォローした際にのみ料金が発生する方式です。「いいね」や「リポスト」などの他のアクションには課金されません。
1フォローあたりの費用は40円~100円が目安です。
エンゲージメント課金
エンゲージメント課金は、X(旧Twitter)の広告に対して「いいね」や「リポスト」、「リプライ」などのエンゲージメントが発生した場合に料金が発生する方式です。
1エンゲージメントあたりの相場は40円~100円です。
アプリインストール課金
アプリインストール課金は、X(旧Twitter)の広告を経由してユーザーがアプリをインストールした際に料金が発生する方式です。インストール後のアプリ起動時にも課金が適用されることがあります。
1インストールあたりの費用は100円~250円が相場です。
再生数課金
再生数課金は、動画広告に対して発生する課金方式です。
動画が全画面で再生されるか、画面の50%以上に表示された上で一定時間再生された場合に料金が発生します。
1再生あたりの費用は5円~20円が一般的な相場です。
X広告の成功を導くための流れとステップ
X広告をリリースするまでのステップについて紹介します。
1. 広告の目的を明確にする
X広告の成功には、最初に広告キャンペーンの具体的な目的を定めることが重要です。
例えば「ブランド認知度の向上」「リードの獲得」「コンバージョンの増加」など、何を達成したいのかを明確にすることで、その後のターゲティングやクリエイティブ作成が効果的になります。
2. 広告の作成と設定
次に、ターゲットユーザーに合わせたクリエイティブを作成しましょう。
X広告のポリシーや規約に基づいて制作をする必要があります。
広告フォーマットやビジュアル、コピーがターゲット層に響くかどうかが重要なポイントです。弊社・シャトルロックジャパンでは、ターゲットに合わせたクリエイティブを制作できます。気になる方は、動画制作サービスShuttlerock Studio の資料をダウンロードしてみてください。
3. 入札戦略と予算設定
X広告では、予算に基づく入札戦略の設定も重要です。
目標をもとにしてCPC(クリック単価)やCPM(インプレッション単価)などの入札戦略を選択します。
そのうえで日予算を適切に設定しましょう。予算の使い方を最適化し、無駄なコストを避けることが重要です。
4. テストと最適化の実施
広告のパフォーマンスを向上させるために、複数の広告クリエイティブやターゲティング設定をテストすることが大切です。運用結果を随時確認しつつ「成果が出ているか」「どう改善すべきか」を考えましょう。
A/Bテストやキャンペーンの最適化を定期的に行い、データを基に広告を調整していくことで、成果を最大化します。
X広告を行う上での注意点
X広告を行う上での注意点を紹介します。これらの点に気を付けつつ運用することで成果を挙げやすくなります。
不適切なターゲティング設定
ターゲットユーザーを誤って設定すると、広告が適切なオーディエンスに届かず、成果が低下します。
配信前には、ターゲティングをよく整理しておきましょう。
そのため、デモグラフィック情報や興味関心を正しく設定し、ターゲットのニーズに応じた配信が重要です。
広告クリエイティブの品質が低い
広告クリエイティブがターゲット層に響かなければ、どれだけ効果的なターゲティングをしてもクリックやコンバージョンは増えません。
ビジュアルやメッセージのクオリティを高め、ユーザーにとって魅力的な広告を作成することが大切です。
クリエイティブに不安がある方は、以下の資料をダウンロードしてみてください。
今すぐ使える!動画広告攻略チェックリスト
チェックリスト22 〜 SNS縦型動画広告編 〜 企画 ~ 運用 ~ 分析(改善)の完全攻略ガイド 縦型動画広告に関する、成功に導くノウハウをまとめた、チェックリスト付きの資料です。制作したクリエイティブが効果を最大化できるかどうか、本資料でご確認いただけます。
パフォーマンスのモニタリング不足
広告のパフォーマンスを継続的に監視しないと、効果が出ないまま運用してしまうことになります。
逐一、確認しながら改善を繰り返しましょう。
クリック率やコンバージョン率、CPAなどの重要な指標を定期的にチェックし、必要に応じて調整することで、広告の効果を最大化できます。
X広告クリエイティブを作成するコツ
実際に広告運用で重要なのはクリエイティブです。
数々のクリエイティブを制作してきた弊社・シャトルロックジャパンからみて、クリエイティブ制作のコツは以下です。
・メインメッセージや商品は3秒までに表示
・再生時間を配信箇所に合わせる
・再生時間を配信箇所に合わせる
・早い動きで注目を集める
・音声ON/OFFに対応する
・テキストはシンプルで大きく
・ユーザーに求めるアクションを明確に
・複数の短いシーンを組み合わせる
X広告を活用した成功事例
X広告を活用した成功事例を紹介します。事例を参考にして、自社の運用に生かしてみてください。
Syfe
Syfeは、デジタル資産管理プラットフォームを提供し、完全管理型ポートフォリオや個別株、ETFに投資できるサービスを展開しています。
X広告の目標は金融コミュニティとつながり、サイト訪問者数を増加させることです。そのために広告キャンペーンを展開し、クリエイティブやブログコンテンツを活用しながらターゲティングを最適化しました。
特に適切なターゲティング設定をしたことがサイト訪問者数を効果的に増加させた要因です。
出典:Xビジネス「Syfe」
DeNA
出典:Xビジネス「DeNA」
DeNAはRPGゲームの新規アプリ購入増加のために、X広告を活用しました。施策の目標はアプリ購入数最適化です。
比較検証の対象として「インストール×自動入札×CPM課金」「インストール×自動入札×CPC課金」「アプリ購入数最適化(App purchase optimization)×自動入札×CPM課金」の3つのキャンペーンを同時実施しました。
Acer Japan
Acer Japanは、パソコンおよび関連機器を製造・販売する台湾の企業で、日本市場でも広く展開しています。
X広告の目標はゲームやスポーツファンとの接点を増やし、Twitterフォロワーを拡大することです。
そのためにスポンサー契約を活用し、スポーツチームとのタイアップキャンペーンを実施しました。
成功のポイントは、ゲーム・スポーツファンをターゲットにした広告により、フォロワー数の増加と認知度の向上を達成できたことです。
まとめ
今回はX広告について、運用のコツからターゲティング設定など、網羅的に解説しました。
X広告は他のSNS広告と比べて、より細かくターゲティング設定ができるプラットフォームです。
弊社・シャトルロックジャパンでは、X広告の運用だけではなく、トレンドテイクオーバープラスなどの認定代理店のみ取り扱い可能な広告枠の手配や、クリエイティブ制作代行も可能です。
はじめての運用で不安がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。