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YouTubeとの大きな違いは縦長動画であるということ。
スマートフォンの画面に合わせたアスペクト比となっています。
また、Instagram本体のアプリからは独立してIGTV単体のアプリもリリースされており、Instagramとしてもかなり力を入れていることがわかります。
各企業はさっそく自社のマーケティングにIGTVを活用しています。
今日はIGTVにどのようなパターンがあるのか、具体的な事例を見ながらご紹介していきましょう!
1. ストーリーズの使い回しや編集版 (1-2分程度)
IGTVはストーリーズと同様、縦長動画を投稿できます。
24時間で消えてしまうストーリーズをプロフィールに固定するためにハイライトという機能がありますが、それと同じようにIGTVを使っている企業もあるようです。
新しく素材を作る必要がないので、もっとも手っ取り早いIGTVの利用法だと言えるでしょう。
サンフランシスコ発のECアパレルブランド、EverlaneはIGTVの中で新商品を着用した人たちの画像や動画を編集して短いIGTVに仕上げています。
連続でたくさん投稿されたストーリーズを見ているような感覚になります。
2. IGTVに最適化されたYouTubeのような短編動画 (10分程度)
IGTVで一番多いパターンがこちら。
長すぎず短すぎず、10分くらいの短編動画をIGTV用に作成して投稿している企業は多いようです。
ストーリーズとIGTVは同じ縦長動画とはいえ別枠の機能なので、今後はこのようにIGTVに最適化された動画は増えてくるでしょう。
世界的なラグジュアリーブランドとして不動の地位を築いているLouis Vuittonは、ファッションショーの様子をIGTV動画として投稿しています。
Louis VuittonのYouTubeアカウントにも同様にファッションショーの様子がアップされており、IGTVがYouTubeに取って代わる未来を示唆していると言えるかも知れません。
3. テレビ番組のサマリーやオフショット (10分程度)
テレビ番組がInstagramのアカウントを持っている時代です。
現代のスマートフォンユーザーは長時間のコンテンツに耐えられず、短い時間のコンテンツを好む傾向があると一般的に言われています。
そこで、長い尺のテレビ番組の面白い部分だけ切り取って、IGTV動画としてアップしているテレビ番組もあります。
1954年から放送されているアメリカのトーク番組、The Tonight Showは大物女性歌手との交際が噂されているPete Davidsonさんのトークシーンをまとめた動画を投稿しています。
4. テレビ番組のような長編動画 (30分以上)
IGTVはYouTubeだけでなくテレビ番組の代わりにもなるかも知れません。
最長で60分までの動画を投稿できるので、その気になれば60分のテレビ番組をそのままIGTVにアップすることもできます。
地理や科学に関するドキュメンタリー番組を作成しているNational Geographicは、IGTVになんと50分近いドキュメンタリー動画を投稿しています。
テレビ番組をそっくりそのままIGTVに掲載した事例は今のところ珍しいですが、今後はこれが当たり前になってくるかも知れませんね。