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動画広告を出したいけど、どの媒体が良いのか分からない。

そんな疑問を持っている方も多いのではないでしょうか?

企業の認知拡大やイメージアップ、商品やサービスの販促のために動画広告を出したい場合、配信先の媒体を選ぶのはとても重要な課題です。

「やっぱりインスタ映えするInstagramだよね」、「今はTikTokがトレンドらしい」と流行だけで決め打ちしたり、「X (Twitter)やFacebookはもう古い」と先入観で決めつけてはいけません。

動画広告におけるそれぞれの配信媒体はユーザー層に違いがあり、動画の見られ方や拡散の仕方にも違いがあります。

そこで今回は、自社に合う配信媒体を見極められるよう、代表的な媒体の特徴やメリット、媒体の選び方、失敗しないためのコツを詳しく解説していきます。

 

動画広告の媒体とは

動画広告の配信媒体と言われて、思いつくものは何でしょうか?

動画といえばYouTube、使ったことはないけれど、最近はTikTokが流行っているなどとイメージされるかもしれません。また、Instagramは写真だし、X (Twitter)は短い文字のつぶやきだよねと思い込んではいけません。

動画広告の配信媒体にはさまざまな種類があり、それぞれに異なる特徴やメリット、デメリットもあります。ある会社や商品にとってはデメリットであることが、別の会社や商品にとってはメリットになることもあるため、アプローチしたいターゲット層に合わせて選ぶことがポイントです。

さらに、媒体によって配信できる動画フォーマットや課金形式にも違いがあります。広告を出すには予算の制約もありますし、何より、無駄な投資にならないよう、費用対効果を見極めなくてはなりません。媒体の種類とそれぞれの特徴を事前に把握したうえで、自社に合った媒体を選ぶことが大切です。

動画広告の媒体一覧

まずは代表的な動画広告の配信媒体について、アクティブユーザー数や主な利用者層などの特徴、それぞれの媒体で配信するうえでのメリット・デメリットについてご紹介していきます。

YouTube

YouTubeのアクティブユーザー数は世界全体で月20億人、国内では6,200万人ほどで、利用者層としては10代~40代を中心に幅広いユーザーがいます。

小学生YouTuberも人気を集めていますし、配信ジャンルも幅広いです。世界的にバズる動画も多く、国境の枠を超えてリアルタイムで交流し合うライブ動画なども増加中です。わからないこと、困ったこと、知りたいことや見逃したことでも、YouTubeで検索すれば、ほとんどのことが解決できるほどの多彩な配信が行われています。

多くのフォロワーを持つインフルエンサーも多く、ターゲット層やジャンルを見極めて動画広告を配信することで認知拡大や販促につながります。

メリットとしては幅広い年代のユーザーにアプローチしやすく、動画広告を視聴している文化が浸透している点が挙げられます。また、広告を出稿する際にも使い勝手に優れたフォーマットが多いです。

デメリットは多くの動画広告が配信されているため、一定の予算をかけないと埋もれてしまう点です。また、最後まで動画広告を見てほしいという理由からスキップ不可の広告を出すと、かえってユーザーに敬遠されてしまう恐れもあります。

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Facebook

Facebookはアクティブユーザー数、世界で月23億7,500万人、国内では2,600万人ほどで、40~50代のユーザーが多いです。

ほかのSNSと違い、匿名ではなく実名での利用者が多く、同級生や同窓生、職場やサークル、地域の繋がりなどオフラインでも知り合いのケースも少なくありません。オンラインでの繋がりも趣味や好み、意見が合うなど共感し合っている人が多いです。

メリットとして中高年層にアプローチしたい場合に適していて、ターゲティングの精度が高いことが挙げられます。

一方、デメリットとしては若年層のユーザーへの訴求力が低いことです。ターゲットが中高年の男性である場合やアラフォー、アラフィフ世代の心を捉えるような動画広告を出したい場合にオススメです。

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Instagram

Instagramは写真だけでもメッセージが伝わるSNSで、アクティブユーザー数は世界で月10億人、国内で3,300万人います。ユーザー層としては女性が多く、20代~40代が中心層です。

投稿を見て写真の商品を購入するなど、リアクション率が高いのがメリットですが、シェア機能がないので拡散力は低めです。女性向けの商品をダイレクトに訴求する場合や、ECサイトなどへ誘導したい場合に向いています。

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TikTok

TikTokはアクティブユーザー数が世界で月5億人、国内では950万人ほどの比較的新しい動画SNSです。10~20代の若者に絶大な人気があり、女性ユーザーが6~7割を占めます。

メリットとしては、動画SNSなので、YouTubeと同様に動画広告を見てもらいやすいという点があります。

一方で、リズミカルな動画やインパクトのある動画でないと、すぐにスキップされる可能性も高いのがデメリットです。若い女性向けの商品やイベントの案内などをしたい時に活用することをオススメします。

X (Twitter)

X (Twitter)はアクティブユーザー数が世界で月3億8,600万人、国内で4,500万人おり、比較的幅広い世代に利用されています。X (Twitter)がトレンドになった当初のアラフォー、アラフィフユーザーから、最近では10代~20代の男性の利用者も増えています。

メリットとしては、リツイート機能があるため拡散力が高く、動画広告であってもバズれば広告費を抑えることができます。

一方デメリットとして、長時間の動画とは相性が悪いです。短時間で訴えかけられる、インパクトある動画やすでに話題を集め始めた商品の認知度を加速させる場合に向いています。

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YDN・GDN

Yahoo!ディスプレイ広告とGoogleディスプレイアドネットワークは、それぞれが運営、提携しているサイトやアプリに動画広告を出せます。

幅広いユーザー層にアプローチでき、一度に大量のユーザーに働きかけられるので、潜在的なユーザーやニッチ市場でも利用しやすいです。検索したワードやサイトを訪れた履歴などから、自社の動画広告に興味がありそうなユーザーに広告を表示させてダイレクトなアプローチが可能。

デメリットとして、広告審査が比較的厳しい点が挙げられます。潜在顧客から認知を獲得したい時などに活用するのがオススメです。

配信媒体を選ぶ際の3つのポイント

それぞれの特徴が掴めたところで、配信媒体を選ぶ際の3つのポイントをご紹介します。

下記3つのポイントについて、それぞれ詳しくご説明します。
1. 商品やサービスに合った媒体を選ぶ
2. 作りたい動画フォーマットで配信できるか
3. 予算に合った課金形式か

1. 商品やサービスに合った媒体を選ぶ

自社の商品やサービスのターゲット層から逆算し、それに適した媒体を選びましょう。
たとえば、アラフィフの男性がターゲットなのに、若い女性が多く集まるInstagramに広告を出しても意味がありません。

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2. 作りたい動画フォーマットで配信できるか

媒体で出せる動画フォーマットが自社で制作する形式に対応しているか、配信時間に制約がないかなどを確認しましょう。

すでに動画広告の素材がある場合や縦長か横長どちらで配信したいかによっても、最適な媒体の選び方は変わってきます。

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3. 予算に合った課金形式か

動画広告の課金形式は大きく分けて3つあります。費用対効果を検証して、予算に合った課金形式の媒体を選ぶことがおすすめです。
媒体を選ぶにあたって、3つの課金形式を理解しておくようにしましょう。

CPM(インプレッション型課金)は、動画広告が1,000回表示されるごとに課金される形式です。再生回数ではなく、あくまでも表示回数ですので、動画が最後まで視聴されない場合でも課金されます。

CPV(視聴型課金)は、動画広告が1回再生されるごとに課金される形式です。ただし、何をもって再生とみなすかは媒体によって異なります。最後まで再生された場合のみのケースのほか、◯秒以上再生されたら課金されるケースなどがあります。

CPC(クリック型課金)は、動画広告のリンクを1クリックするごとに課金される形式です。動画内に表示される商品やサービスの申し込みサイトなどのリンクをクリックした際に課金されるので、目指す結果に基づいている点で優れています。

動画広告を通して得たい効果は何かを考えた上で、課金形式を選ぶようにしましょう。

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動画広告で失敗しないためのコツ

媒体ごとの特徴を掴み、選び方のポイントがわかったら、次は動画広告で失敗しないためのコツを押さえましょう。

コツは大きく3つあり、「動画広告を出す目的を明確にする」こと、「正確なターゲティング設定を行う」こと、「媒体別に効果測定を行う」ことです。

動画広告を出す目的を明確にする

まずは、何のために動画広告を出すのかを明確にしてください。

企業のブランディングなのか、お店やイベントに集客したいのか、商品やサービスの見込み客を獲得したいのかなど、目的を明確にします。

企業のイメージアップに向けたブランディングであれば、印象に残る動画を再生してもらうだけでも良いでしょう。しかし商品やサービスの販促であれば、動画の再生だけにとどまらず、購入や申し込みのアクションに繋がりやすい媒体を選ぶことが重要になります。

正確なターゲティング設定を行う

誰に届けたいかを明確に考えることも非常に重要です。年代と性別といった広範囲のターゲットではなく、ペルソナを設定するなど、より具体的な絞り込みが必要になります。

たとえば、InstagramとTikTokは共に20代の女性に人気ですが、ユーザー層には微妙な違いがあるのです。Instagramは美意識が高い、自己愛が高い、リア充好き、トレンドを追いかけるといったユーザー傾向が見られます。
これに対して、TikTokは楽しいことが好き、仲間と集まるのが好き、チャレンジ精神が旺盛、テンションが高い、エモいものが好きといった傾向があります。

同じ20代女性でも、好みや関心が異なるため、より絞り込んだ正確なターゲティング設定を行ったうえで、それに適した媒体を選びましょう。

ペルソナを設定する場合は、年齢などの表面的な情報だけではなく、性格や抱えている課題など内面的な部分も考え抜くようにしましょう。そうすることで、適した媒体を選ぶことができるのはもちろんのこと、最適な動画広告の制作にも繋げることができます。

ペルソナ

媒体別に効果測定を行う

最初から1つに絞り込むのではなく、可能であれば少額ずつで良いので、複数の媒体で同時に配信をスタートし、効果測定を行ってみましょう。

実際のところ、どの動画広告媒体で最も高い効果が出るかはやってみないと分からないケースも多いです。実際に動画広告を出稿してみて、最も効果が出た媒体に広告費を集中するようにすれば、大きな失敗がありません。

 

シャトルロックジャパンでは、様々な媒体での広告効果を最大化する動画制作サービス「Shuttlerock Studio」を提供しています。静止画やチラシなどの素材を活用して、低コストでかんたんに効果的な動画広告を制作可能です。

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動画広告媒体の一覧まとめ

動画広告の媒体について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

配信媒体を選ぶ際の3つのポイントは、商品やサービスに合った媒体を選ぶこと、作りたい動画フォーマットで配信できること、予算に合った課金形式であることです。

動画広告で失敗しないためには、広告を出す目的を明確にし、正確なターゲティング設定を行うようにしましょう。そのうえで、動画広告媒体としてYouTube、Facebook、Instagram、TikTok、X (Twitter)、YDN・GDNの特徴を踏まえて、選ぶようにしましょう。

どのような動画クリエイティブを、どのような広告媒体で配信するのが良いかなど疑問点があれば、是非お気軽にご相談ください。

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