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Instagram広告を用いて、より少ない費用かつ精度の高いターゲティングで広告を配信したいというのは皆さん感じていることだと思います。
Instagramはユーザー同士のコミュニケーションに使われるSNSですが、
特に日本では日常的に利用しているユーザーの多さ、情報収集に使われる頻度の高さから、Instagram広告を運用してビジネス目的で使われることもあります。
これから、ユーザーにとって身近な存在のInstagramを通じて、自社のブランドや商品、サービスなどを認知度アップを図っていきたい企業も多いことでしょう。
この記事では広告を出すにあたって気になる、Instagram広告の種類や費用、効果と成功事例をご紹介していきます。
(画像引用元:Facebook広告ガイド)
ストーリーズ広告はInstagramのストーリーズ機能に表示できます。
スマホで見た場合、画面いっぱいに広告が広がるのが特徴で、画像または動画による広告も可能です。
(画像引用元: Facebook広告ガイド)
発見タブ広告はInstagramの検索画面に表示される広告です。
日本のユーザーは、ハッシュタグ検索をよく行うことがわかっているので、目につく場所の一つになります。
(画像引用元:Instagramの最新情報 )
動画広告は画像ではなく、動画でプロモーションがかけられるフォーマットです。
(画像引用元: Meta広告マネージャの目的のアップデート)
カルーセル広告は一つのフォーマットで、最大10枚までの画像または動画を掲載できます。
(画像引用元:Instagramのカルーセル形式の広告)
コレクション広告は、カタログのように複数の商品などを紹介できるフォーマットです。
(画像引用元:Instagramショッピング 使って目的の顧客にリーチする)
目次
Instagram広告とは
Instagram広告は、Instagramのフィード(タイムライン)、ストーリーズ、発見タブなどの場所を選んで掲載できる画像または動画による広告です。 Instagramでの広告は、アパレルブランドやコスメブランドなどのインスタ映えする女性をターゲットする企業を中心としていましたが、 最近では、BtoB企業の広告や男性向け商材の広告を目にする機会も増えてきました。 Instagramの公式発表によれば、2019年3月時点での日本国内の月間アクティブアカウント数は3,300万を突破しており、その後も増加し続けています。 日本におけるデイリーアクティブアカウントの70%が、Instagramストーリーズを利用しており(2018年10月)、日本のInstagramユーザーがハッシュタグ検索をする回数は、世界のユーザー平均に対して3倍(2018年5月)というデータがあります。 そのため、どの広告の出稿面もユーザーへリーチする可能性が高く有効的です! ■ 関連記事Instagram広告の種類と成果を出すコツ8つを紹介!
Instagram広告の特徴
Instagram広告の特徴はターゲティング精度が高いこと、少額の費用で広告配信ができること、広告フォーマットの種類が豊富なことです。 それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。ターゲティング精度が高い
Instagramは、ほかのSNSとは別ものという認識が高いですが、実はFacebookと連動しています。 Facebookは匿名性が低く、同窓会や同期会などのコミュニティ性が高いSNSなため、登録されている情報も多いです。 そのため、性別や年代、居住エリアや職業、ライフステージなどのデータをターゲティングに利用できます。 Instagram投稿のハッシュタグや行動履歴などのデータに紐付けたターゲティングも可能です。 細かなターゲティングで精度を上げられるのはもちろん、Instagram全体に見て美意識が高い方やトレンド好きな方が多いのがわかることから、ファッションアイテムやメイク関連の商品のマーケティングにも最適なSNSです。少額の費用で広告配信ができる
次の章で詳しくご紹介しますが、いずれの広告も実際にクリックされることや動画が再生されるなど、なんらかのアクションが起きた場合にだけ広告費用が発生する仕組みです。 しかも、1アクションあたり数円~100円台の単価なので、低コストで広告配信ができます。 テレビCMやラジオCM、雑誌や新聞広告の掲載やチラシ作成などに比べて、極めて少額の費用で済み、効率的です。広告フォーマットの種類が豊富
Instagram広告は、画像広告、複数画像を並べられるカルーセル広告、動画広告とフォーマットも豊富です。 全部で6種類あり、フィード広告、ストーリーズ広告、発見タブ広告、動画広告、カルーセル広告、コレクション広告から選べます。 フィード広告はInstagramの投稿が並ぶタイムラインとも呼ばれるメイン画面に表示されるもので、画像+テキストで構成される広告です。 最もオーソドックスな広告のフォーマットです。





Instagram広告の費用形態・費用相場
Instagram広告の費用形態にはクリック課金(CPC)・CPM(1,000回表示ごとの課金)・CPV(1再生ごとの課金)・CPI(アプリインストールごとの課金)が用意されています。 それぞれによって費用の計算方法や単価が異なるので、出稿する広告の種類や目的などに応じて適したものを選びましょう。 ここからはInstagram広告における各費用形態を解説していきます。クリック課金(CPC)
クリック課金(CPC)では、Instagram内の広告がクリックされるたびに費用が発生します。 表示されるだけでは費用が発生せず、クリックされてはじめて課金されるため、限られた予算内で費用対効果を高めたい場合に有効です。 また、特定のサービスや商品の購入を促したい場合にもクリック課金は適しています。 相場は1クリックあたり40円から100円程度で、広告のジャンルによって変わります。CPM(1,000回表示ごとの課金)
CPM(Cost Per Mille)では、その広告をユーザーが何回表示したかに合わせて費用が決まる課金方法です。 広告の表示を「インプレッション」と呼ぶことから、CPMは「インプレッション課金」と表現されることもあります。 相場は1回のインプレッションにつき0.5円から1円程度で、1,000インプレッションごとに費用が発生します。 クリック課金と比べると安価で出稿できるので、広告を数多く表示させて商品やサービスの認知度を上げたい場合にCPMはおすすめです。CPV(1再生ごとの課金)
CPV(Cost Per View)では、動画の再生回数によって費用が決まります。 ただし、10秒以上の再生かユーザーが最後まで視聴した場合のみカウントされるため、その条件を満たさない場合は課金もされません。 クリック課金と同様にCPVも広告のジャンルで費用が変わり、相場は1再生あたり4円から7円程度です。 クリック課金やCPMより単価は高いですが、動画広告は視覚的なインパクトが強く、また多くの情報をユーザーに伝えられるため、適切に使用すれば大きな効果を生み出せるでしょう。CPI(アプリインストールごとの課金)
CPI(Cost Per Install)は、広告を通じてアプリがインストールされてはじめて費用が生じる課金方法です。 クリック課金がユーザーのクリック回数に応じて費用が決まるように、CPIもアプリがインストールされた時にだけ課金されます。 4種類の費用形態の中では最も単価が高く、1インストールあたり100円から150円ほどです。 宣伝するアプリが有料アプリであればインストール時に利益も生じ、広告費用を相殺できるでしょう。Instagram広告の費用対効果を高めるコツ
Instagram広告の費用対効果を高めるコツはターゲットを明確にすること、冒頭2秒でユーザーを惹きつけること、音声なしでも伝わるようにすること、解像度の高い画像・動画を使用すること、フォーマットに適したサイズを意識することです。ターゲットを明確にする
広告を掲載するだけなら費用はかからないとはいえ、クリックされることや動画再生されることもなく、何の成果も得られないのでは意味がありません。 意図するコンバージョンに結びつくよう、ターゲットを明確にして絞り込みましょう。冒頭2秒でユーザーを惹きつける
画像広告が目を惹くものであることはもちろんですが、動画広告も冒頭2秒が勝負です。 かなりの短時間に思えますが、Instagramの動画広告はすぐにでもスキップ可能なので、興味がないと思われるとすぐにスキップされてしまいます。 最初の2秒で惹きつけるようなインパクトを与えるものや続きが見たくなる仕掛けを最初に持ってきましょう。 ■ 関連記事Instagram動画広告の成功事例と7つの成功原則を解説