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今日はとにかくお金を手間をかけても良いから、何か特別なプレゼントを用意したい!という場合に、希少価値を高めて特別感を出す方法をご紹介します!
ユーザーの投稿を加工して、新たな創作物をつくる
写真や文章を投稿するキャンペーンはたくさんあります。でも、ただ投稿してオシマイ!ではなく、自分の投稿が加工されて、新たな創作物に生まれ変わるというプレゼントは、ググっと特別感を演出することができます。
UQモバイルの「#家族スマホあるある」キャンペーン事例をご紹介します。家族とのスマホに関するあるあるエピソードを投稿すると、漫画にしてくれるキャンペーンでした。
こんな風にあるあるエピソードがたくさん投稿されていました。
これらツイートの中から選ばれたものが、こんな風に漫画化されます。
こんな風に自分の投稿をプロに加工してもらうのは、ここでしか得られない経験。嬉しさもひとしおだと思います。
少し前の事例ですが、アーティストのPerfumeの新曲プロモーションでは歌詞の文字を手のひらに書いて、それを写真にとって投稿してもらうキャンペーンをしていました。その中から選ばれた写真は、なんとPerfumeのプロモーションビデオに使われていました。
Youtubeのコメントの中には「私の写真が使われている!」というコメントもみられました。自分の投稿が創作物に使われる特別感は、記憶に残る素敵なプレゼントになります。
オリジナル・プレゼントをつくる
ブランドのオリジナルグッズやキャラクターグッズなどを、キャンペーン時にしかもらえないものを作ってみましょう。
養命酒は、オリジナル抱き枕のキャンペーンがかなり有名になりましたが、今年の夏はゴルゴ13とコラボしたオリジナル・グッズのキャンペーンをしていました。
このキャンペーンでしかもらえない特別感を強く打ち出すことができると、今までファンじゃなかった層にも興味をもってもらえる可能性が高まります。
ここまで大型のプレゼントでなくても、ノベルティバッグなどの小物でも、ブランドのファンに喜んでもらえるでしょう。
当選者の望むプレゼントを完全オーダーメイドする
これは一番手間がかかるものかもしれません。
こちらも少し前の事例ですが、キリンの「のどごし夢のドリーム」キャンペーンをご紹介します。
CMでも話題になっていたキャンペーンで、当選者の夢を完全オーダーメイドで叶えてあげるという企画でした。プロレスラーとなって長州力と対戦したり、「のどごしオールスターズ」という有名選手ばかりを集めた夢のようなチームと対戦したり、とんでもなく壮大なキャンペーンでした。歴史に残るキャンペーンの一つといえると思います。私もCMでみて感動したのを覚えています。
これはかなり大掛かりなキャンペーンですが、そこまでやらなくても、自社のサービスの範囲内で当選者の願いをオーダーメイドで叶えてあげることはできるのではないでしょうか。たとえば、ホテルや旅館の宿泊施設だったら、部屋を願い通りにデコレーションしてあげたり。たとえば、会社にイベントスペースがあるのであれば、そのスペースを自由に使ってステージをさせてあげたり。会社の持つ資産の範囲内であれば、オーダーメイドするのは以外と難しくないかもしれません。
以上、今回はユーザー側として考えるだけでワクワクするようなプレゼント例のご紹介でした!
キャンペーン企画の参考になると幸いです^^