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キャンペーンを行う上で、“ブランド力” “ユーザーが欲しいもの” “企業が欲しいもの”
この3つの要素のバランスを取ることがとても重要です。
※こちらの法則について、詳しくはこちらの『【見つけた!】キャンペーン成功の法則』の記事をご覧ください。
今回はこの法則に基づいて、森永乳業さんのパルテノのキャンペーンを分析していきたいと思います!
“パルテノでちゃっかりダイエットキャンペーン”は、商品の購入、ハッシュタグをつけてのシェア、会員登録というフローのキャンペーンでしたが、多い日で約260件投稿されていました。
では、3つの要素を元にパルテノのキャンペーンを分析してみましょう!
ブランド力:高め
ブランド力によって、”企業がほしいもの”と”ユーザーが得られるもの”のバランスを調整します。
ブランド力が高い→企業がほしいものが多めでもバランスがとれる
ブランド力が低い→ユーザーが得られるものを多くしてバランスをとる
“ブランド力”は、ブランドの認知度やファンの濃さから判断します。
パルテノはCMなどでメディアに多く露出し、商品もかなり認知されているため、ブランド力は高いと判断します。
そのため、“企業がほしいもの”が多くてもユーザーは参加してくれやすいと考えます。
企業がほしいもの:会員登録
今回のキャンペーンの参加フローは、2段階でした。
1. 自分が食べたいものを画面上で選んで、結果をシェア
いつものスイーツをパルテノにスイッチ!パルテノはおいしいのに高たんぱくヘルシー! パルテノでダイエットの効果を実感しています。食べる回数を増やしました https://t.co/a1MJsUaS2i #パルテノでちゃっかりダイエット #パルテノ — しゅんち (@shunsky01) July 31, 2017
2. 会員登録をして応募
通常は1段階のキャンペーンが多い中、今回は2段階であったことからキャンペーン参加のハードルとしては高めでした。
ユーザーが得られるもの:パルテノ2週間分
今回のキャンペーンでのプレゼントは、毎月30人にパルテノ2週間分でした。
毎月の当選人数はあまり多くないものの、2週間分というインパクトとお得さがありました。2週間分というキーワードは数字を上手く使ってお得さを出していますね!
※数字の使い方については『「数字」を使って、キャンペーン応募へと駆り立てるテクニック』の記事を参照してみてください。
まとめ
今回のパルテノのキャンペーンは・・・
“企業が欲しいもの”のハードルは高かったけれど、”ユーザーが得られるもの”が2週間分のパルテノと量が多く、またパルテノの”ブランド力”の高さがあったため、キャンペーンが成功した!
3つの要素のバランスをとって成功しているキャンペーンでした!
今後も、キャンペーン成功の法則に基づいて、様々なキャンペーンを分析した記事を書いていくので、ぜひ読んでくださいね!!